by @ctes091x
高校部長が買ってきてくれたUSBマイコンCH552TでLチカに成功しました。
前回までと同様ですが、パッケージのテープ固定の方法を誤ると位置ズレが発生することが分かりました。この失敗でマイコンが1個犠牲になりました。仮入部員の██君がヒートガンを持っているようなのでレスキューを頼もうと思います。
https://hakura03.hatenablog.com/entry/2019/03/30/115430 と同様の回路をブレッドボード上に組みました。
USBmicroB変換基板の配線図が裏から見たものだったため非常に見づらかったですが、それを改善する努力を取ることもしませんでした。それでもマイコン部かこの野郎。
20230929で行ったWCH-LinkUtilityのインストールによって必要なドライバはすべてインストールされるようです。
マイコンのUSB接続状態を確認するためのツールをインストールしました。https://www.uwe-sieber.de/usbtreeview_e.html の下の方にあるConditions and Download
セクション内からPCに合った適切なものをダウンロードして展開しました。
Preferences
->Additional Board Manager
に https://raw.githubusercontent.com/DeqingSun/ch55xduino/ch55xduino/package_ch55xduino_mcs51_index.json を追加します。
USBのD+
をマイコンの20ピン3.3V
でプルアップした状態でPCに接続すると、マイコンがUSBから書き込み可能な状態となるようです。このあたりの挙動はまだよく把握できていないので、次回以降詳しく調べてみたいです。
接続を行った後、ArduinoIDEで次のコードをコンパイルし書き込みました。
void setup() {
pinMode(11, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(11, HIGH);
delay(100);
digitalWrite(11, LOW);
delay(100);
}
LEDを接続したピンの名称はP1.1
なので、これに対応する数11
をピン番号として指定します。同様にP1.2
は12
という番号に対応するようです。
3.3V
とGND
間、VCC
とGND
間の両方にパスコンを入れると上手く認識されてくれました。やはりパスコンは全てを解決する
#CapacitorLife pic.twitter.com/86OoeMdE3d
— 🌟𝘾𝙮𝙗𝙚𝙧 𝘾𝙞𝙩𝙮 𝘾𝙞𝙧𝙘𝙪𝙞𝙩𝙨🌟 (@MakeAugusta) April 30, 2023
ドライバのインストールがどうも上手く行かなかったのですが、PCを再起動したらなんか知らないけど動きました。これほど恐ろしい状況はありません。
今回扱ったCH552TはCH32V003と比較して資料が少なく、Lチカまでのハードルがやや高かったように感じます。以下に参考としたページを可能な限り挙げておきます。
この手の技術ブログ的なモノはQiitaとかに投稿するほうがいいんだろうか…?