activity_reports

2023-11-06(Mon) 活動報告

by @ctes091x

tl;dr

CH552マイコンボード

日曜の午後に苦しみながらやって詰みかけていた基板への配線を、Freerouting君がものの数分でやり直してくれました。

用意したもの

環境構築

JavaおよびFreeroutingのインストーラを実行しました。

ファイルの用意

KiCadで作成中の基板全体をいったん消去したのち、回路図で行われた変更で基板(PCB)を更新してシンボルを再配置します。次にファイル->エクスポート->Specctra DSNを選択してDSNファイルを生成します。

自動配線の実行

Freeroutingを起動し、デザインファイルを選択から先ほど生成したDSNファイルを読み込ませます。数秒後にボードレイアウトが開くので、ウィンドウ上部のオートルーターボタンをクリックします。すると自動配線が開始されるのでしばらく眺めて待ちましょう。

KiCad側への配線の適用

自動配線が完了したら、ファイル->Specctraセッションファイルのエクスポートを行いSESファイルを生成します。次にKiCadの側でファイル->インポート->Specctraセッションファイルから生成されたSESファイルを取り込みます。

微修正

不自然な配線やDRC違反などを手作業で修正します。所詮人間はロボットの尻拭いのために生きてるに過ぎないんだ

反省

自動配線を頑張ってるのを見るのはとても面白いですが、全作業をKiCad内で完結させられないのが少し残念です。

それにしても昨日の午後全部潰してやった配線作業は一体なんだったんだ。

参考文献

https://spiceman.jp/kicad-auto-routing-tool/